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変形性膝関節症(OA)
関節軟骨の変性を基盤とした疾患である。簡単に言えば、関節の隙間が狭くなっている、関節の軟骨がすり減っている、骨そのものが変形している、などで痛みを生じる疾患です。
原因のひとつとして、長期間にわたる膝周囲の筋緊張による循環障害で骨・関節へ行く栄養が悪くなり代謝障害による変形が考えられます。
関節内には痛みを感じる神経そのものが存在しないため、痛みを感じさせているのは関節そのものではなく、関節包(関節を包んでいる袋)やそれに付着する筋肉からの痛みだと考えられます。
従って、痛みを発生させている筋肉の緊張を取り除くことで痛みを軽減させることは可能です。骨・関節の変形自体が元に戻ることは難しいですが、循環障害を改善させ栄養状態をよくすることで変形を遅らせたり止めたりすることは可能だと考えます。
当院では、治りにくいとされている膝の痛み症候に対して筋肉を細かく的確にアプローチすることが可能です。
レントゲン検査で関節の変形などの異常が認められるケースでも、治療をすることで痛みを抑え日々の生活を快適に過ごされている方は多くいらっしゃいます。諦めてしまう前に、一度治療を受けてみてはどうでしょうか?
手術を考えている方は、切る決心をする前にリスクの少ない筋肉治療を試してみる価値は十分にあると思います。