診療時間

股関節痛

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 歩くと股関節が痛い
  • 足の付け根が痛い
  • 階段の上り下りが痛い
  • 太ももが痛い
  • 股関節の動きが悪くなってきた
  • 夜間に股関節が痛くなる

股関節痛の種類は?原因はなに?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院

股関節は、骨盤のお椀(わん)の形をした‘’臼蓋(寛骨臼)‘’と、そこを受け皿にした大腿骨の‘’大腿骨頭‘’がはまりこむ形で構成されています。

その周囲には、さまざまな筋肉が付着し股関節の動きを担っています。

股関節の痛みは、鼠径部とよばれる太ももの付け根の奥の方に痛みを訴える方が多くみられます。

その股関節の痛みには、様々な疾患がありそれらの代表例には以下のようなものがあります。

①股関節炎 筋肉性の痛み

股関節の痛みには、レントゲンなどの画像で異常がなくても発症していることがあります。

これは、筋肉が悪くなることで痛みを発症します。

逆にレントゲンなどの画像に異常があったとしても、その痛みと股関節周囲の筋肉は大きく関連性があります。

詳しくは以下の‘’◯股関節痛の原因はなに?なんの筋肉が悪くなるの?‘’で説明していきます。

②変形性股関節症

特に、日本人女性に多いといわれています。

股関節の‘’臼蓋(寛骨臼)‘’が小さく‘’大腿骨頭‘’のはまりこむ角度が浅くなっていることが原因です。

これを‘’臼蓋形成不全‘’といい‘’はまり‘’が悪く股関節運動に安定性がなくなることで、関節に負荷がかかり、軟骨がすり減り‘’変形性股関節症‘’を発症します。

この‘’臼蓋形成不全‘’の原因は、生まれつき、赤ちゃんのときの抱き方、布おむつ、産後の体重増加などがあるといわれています。

変形性股関節症の80%がこの‘’臼蓋形成不全‘’が原因です。

③グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)

鼠径部周辺の痛みを総称した名称で、サッカーをしている10代~30代に多く発症します。

キック動作やランニングなどの繰り返しにより鼠径部、股関節周辺、骨盤の筋肉が硬くなり、柔軟性(可動性)と筋力(安定性)が低下します。

そうなると、体幹と下肢の連動性、協調性が悪くなり不自然な使い方をしてしまい、さまざまな筋肉に痛みを発生させます。

具体的な筋肉は以下の‘’◯股関節痛の原因はなに?なんの筋肉が悪くなるの?‘’で説明させていただきます。

④大腿骨頭壊死症

大腿骨頭壊死症は、大腿骨の先端の丸い部分である‘’大腿骨頭‘’に血液が流れなくなることで、‘’骨壊死‘’が生じる疾患です。

‘’骨壊死‘’だけでは痛みを生じず、骨壊死の部分がつぶれることによって痛みを感じます。

そのため、生涯にわたって痛みを感じない方もいます。

正確な原因は不明ですが、男性では過度のアルコール摂取や女性ではステロイド剤の多用、その他にも喫煙との関連性が指摘されています。

症状は、変形性股関節症と違い急に始まる股関節痛と跛行です。

治療としては軽度の場合、保存療法で経過をみます。

壊死範囲が広く保存療法で対応できない場合は、関節温存手術、人工関節置換術などの手術を行います。

⑤大腿骨寛骨臼インピジメント(FAI)=股関節インピジメント

大腿骨寛骨臼インピンジメントはFAI(femoroacetabular impingement)と呼ばれています。

サッカーやアイスホッケーなどのスポーツで深い股関節屈曲にともなう内転や内旋の複合的な運動を繰り返すことで、インピジメント症状(挟み込み症状)を発症します。

初期段階では股関節の筋肉による機能障害が生じ、次の段階では大腿骨や寛骨臼に骨棘が形成、最終的に関節唇、関節軟骨の損傷にまで及びます。

関節唇、関節軟骨の損傷にまで及んでいる場合は、約3ヶ月の徒手療法などの保存療法で改善がみられないと手術が選択されます。

⑥大腿骨頚部骨折

大腿骨の付け根は、首のように細くなり曲がっています。

そのため転倒した際には、大腿骨の曲がっているところに外力が集中しやすく骨折してしまいます。

これは高齢者に多い骨折で、骨粗鬆症がある場合はちょっとしたことで骨折します。

治療としては、麻酔や手術の進歩により手術をする方が予後が良いとされています。

患者さんの体の状態が手術に耐えうると判断された場合は、骨接合術、人工骨頭置換術という2つのいずれかが行われます。

股関節痛は堺市北区くらまえ鍼灸整骨院整骨院で治療できるの?どの筋肉が悪くなるの?

結論から言うと上述した股関節疾患は堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では治療することができます。

それぞれの治療方針やどの筋肉が悪くなっているか、ポイントをみていきます。

①股関節炎(筋肉性の痛み)の治療法

臨床でよくみられる、股関節痛の痛み領域は2領域に分類されます。

‘’股関節の前外側面‘’と‘’股関節の前面‘’です。

‘’股関節の前外側面‘’は、大腿筋膜張筋・中殿筋前部線維・小殿筋が症状を発現します。

この股関節前外側の痛みは、‘’大腿上部外側面‘’まで広がっている場合も多く、この症状を発現している筋肉は‘’外側広筋とその深層の中間広筋‘’になります。

次に‘’股関節前面‘’は‘’大腿直筋と縫工筋‘’が症状を発現します。

この大腿直筋と縫工筋は股関節から膝関節にまで及ぶため、膝関節の支持機能にも作用していることで生じる痛みであると考えられます。

このように股関節痛は、どの筋肉を痛めているかを把握し治療していくことが大切になります。

②変形性股関節症の治療法

症状や変形の程度が軽い場合は、すぐに手術をすることはないため、予防もかねて治療をしてマイナスはありません。

可動域制限が少しずつ出てきている方には、ストレッチのような無理に動かす治療は慎重に行います。

股関節や骨盤周囲の筋肉を治療し血流を良くするように持っていき、股関節、骨盤周囲の可動域が少しずつでも改善するように、そして栄養状態が良くなるようにしていきます。

このようにして変形性股関節症の治療と予防をしていきます。

③グロインペイン症候群の治療法

グロインペイン症候群は太もも前側の大腿四頭筋、太もも内側の恥骨に付着する恥骨筋や内転筋。

腹筋や腸腰筋などの体幹の筋肉。

その他にも骨盤の殿筋群や股関節の大腿筋膜張筋、縫工筋など、さまざまな筋肉が症状に関連してきます。

それぞれを把握し的確に治療することが大切になります。

④大腿骨頭壊死症の治療法

軽度の場合は保存療法で経過をみるため、患部を避けてその周囲を治療をすることで、筋緊張緩和、血流改善を促します。

その他にも、体幹(脊柱)や殿部を治療し、それが姿勢の安定につながり、股関節の負担を軽減することになります。

⑤大腿骨寛骨臼インピジメント(FAI)=股関節インピジメントの治療法

大腿骨寛骨臼インピジメント(FAI)は、股関節の屈曲に作用する筋肉を中心に治療していきます。

股関節屈曲は大腿直筋が主に作用し、他にも縫工筋、大腿筋膜張筋、腸腰筋などが関連します。

殿筋、脊柱筋などを治療し股関節の動きを良くし、姿勢を安定させることも有効です。

⑥大腿骨頚部骨折後の治療法

大腿骨頚部骨折での退院後は他の部位にも負担がかかります。

そのため、色々な所が痛み不調をきたします。

少しでも予後が良くなるよう治療していきます。

股関節の痛みは放置していいの?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院

股関節の痛みは放置しないでください。上述したように、股関節の痛みは様々な疾患が原因になります。

それにより対応が変わり、場合によっては整形外科を紹介することもあります。

整骨院でも治療できる疾患であっても放置することで、悪化してしまい予後が悪くなることがあります。

早めに治療するようにしましょう。

◯股関節痛は予防できるの?/堺市北区くらまえ鍼灸整骨院

サッカーなどのスポーツをしている方は、股関節に負荷がかかっています。

症状は突然強くなることもありますが、その前兆を見逃していることが多いように感じます。

整骨院に通院し定期的なケアで予防するのと同時に、大きなケガの前兆に気が付くこともあります。

真剣にサッカーなどのスポーツに打ち込んでいる方は、整骨院を利用することで股関節痛の予防をしてください。

堺市北区くらまえ鍼灸整骨院の股関節痛の治療法は?

股関節の痛みは、原因がさまざまです。その疾患により、どこを治療していくかも違うため、正しい知識と体表解剖(体の構造)を熟知していることが大切です。

堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、それぞれの股関節痛に対して以下の方法で適切に治療していきます。

①徒手療法(MT-MPS)

手技で硬くなった筋肉を柔軟な筋肉、状態の良い組織に変化するよう治療していきます。

問診や運動検査で患者さまに応じてどこが悪くなっているかを把握し、体表解剖、運動学など基礎医学に基づき治療していきます。

②鍼療法(AT-MPS、トリガーポイント鍼療法)

患者さまや症状に応じて徒手療法と鍼療法を組み合わせて治療していきます。

鍼は手や指では届かない部位に直接アプローチできることが利点になります。

股関節や殿部は筋肉が分厚いため、鍼治療でしかできないことがあり、鍼治療でしか得れない効果もあります。

③ストレッチ 姿勢矯正

ストレッチで血行を良くすることが、股関節痛の治癒を促進することにつながります。

股関節の可動域が悪い方には無理をせずに、股関節の動きに必要な脊柱など、他の部位のストレッチをするようにしていきます。

他にも姿勢が悪く股関節に負荷がかかっている方には、負担がかからないような姿勢に矯正していきます。

堺市北区くらまえ鍼灸整骨院の股関節痛に対する姿勢矯正は、バキバキするような激しい矯正ではなく、ストレッチや運動などの手技を中心とした安心して受けることができる施術です。

④物理療法

痛みが強い場合は、ハイボルテージという電気治療で痛みの緩和と治癒を促進させます。

ハイボルテージは高電圧刺激を皮膚から流し交感神経の興奮を抑制させることを目的とした物理療法です。(まったく痛くないのでご安心ください。)

分かりやすく言うと、痛みの神経は交感神経が優位になっているため、それを抑制させる、つまり痛みを抑えることにつながります。

興奮した交感神経を抑えることで自律神経のバランスが整うことになり、血行が促進されます。

血行が良くなると、老廃物や痛み物質が溜まるのを防ぎ、筋肉や骨に必要な酸素や栄養素が運ばれ質の良い組織に生まれ変わり、痛みが緩和されます。

これらの治療を患者さまの状態に応じて組み合わせ、良いサイクルを作り出すことにより、回復速度を大幅に早めていきます。

股関節痛のことなら、臨床経験が豊富な堺市北区くらまえ鍼灸整骨院にご相談ください。

執筆者:
くらまえ鍼灸整骨院 院長 貞松正剛

くらまえ鍼灸整骨院では、患者様の笑顔のため、全力で施術にあたらせて頂きます。
お身体の痛み・不調でお悩みの方、どんな些細なことでも結構です。
ぜひお気軽に当院へお越しください。

お問い合わせ

TEL

LINE

住所
〒591-8004
大阪府堺市北区蔵前町2-1-15
アクセス
駐車場4台完備
地下鉄御堂筋線
・「北花田」駅から徒歩12分
・「新金岡」駅から徒歩15分

診療時間

HOME

アクセス

施術メニュー一覧

スタッフ紹介

初めての方へ

院内紹介

会社概要

  • スタッフブログ
  • LINE
  • エキテン
  • 接骨ネット