鵞足炎(がそくえん)
- 膝が痛い
- 膝の内側が痛い
- 鵞足炎(がそくえん)と診断された
- 鵞足炎を治してスポーツに復帰したい
- 膝痛の予防をしてもらいたい
- 鵞足炎の治療をしてもらいたい
鵞足炎とは?原因は?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
▪️鵞足炎とは
「鵞足(がそく)」は、脛骨(けいこつ)というスネの骨の内側で膝から5cm~7cmほど下の所です。
この場所には太ももの筋肉である半腱様筋(はんけんようきん)、縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はくきん)の3つの筋肉が付着しており、この形が「鵞鳥(ガチョウ)の足」のように見えることから「鵞足(がそく)」と呼ばれています。
この場所がスポーツなどの繰り返す運動により炎症を起こすことで「鵞足炎」を発症します。
▪️原因
鵞足炎はランニングによる膝障害の代表です。
他にもバスケットボール、サッカー、水泳の平泳ぎといった膝に負担のかかるスポーツでみられます。
ランニングなどのスポーツで、膝の曲げ伸ばしや膝のひねる動作を繰り返すことで、この筋肉の付着部がこすれ合いオーバーユース(使いすぎ)となり発症します。
また変形性膝関節症の方も、膝の変形から鵞足にストレスがかかってしまい炎症を起こし痛みを訴えることがあります。
▪️鵞足炎の症状
脛骨(けいこつ)というスネの骨の内側で膝から5cm~7cmほど下の所で、腫れや圧痛、時には熱感を訴えます。
足を地面についたときに「つん」とくるような痛みを自覚することが多く、膝の曲げ伸ばしをする階段の上り下りでも痛みを感じます。
鵞足炎は放置していいの?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
鵞足炎を放置したときの典型的な経過として、最初は練習で動かし始めに違和感や軽い痛みを感じたとしても、徐々に動かし温まることで楽になっていきます。
その後、繰り返しの動作でまた少しずつ痛みがでてきて、今度は温まっても痛みが消えず、練習の後半ではさらに痛みが強くなってきます。
ここからさらに進行すると、ウォーミングアップをしても痛みや引っかかりが治まらず、練習がまったくできなくなり、日常生活でも痛みを訴えるようになり生活に支障をきたします。
このように鵞足炎を放置すると悪化してしまいます。
スポーツを続けるためにも、専門家である整骨院や整形外科を受診するようにして早めに治療を受けることをおすすめします。
鵞足炎の治療法|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、鵞足炎になる要因が複数あると考えています。
人によりその要因も違うため、問診や検査などを通して一人一人に応じた治療をするように心がけています。
鵞足炎になる要因には以下のようなことが考えられます。
▪️鵞足炎になる要因
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太もも裏の筋肉が硬い
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内ももの筋肉が硬い
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サイズや形の合っていないシューズの使用
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準備運動不足
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オーバーユース(使いすぎ)
このようなことに留意して、治療はもちろんのこと、ストレッチや予防法をアドバイスするようにしています。
治療としては、痛みが強いときには炎症や痛みを和らげるために「ハイボルテージ療法」を行います。
太もも裏、内ももの筋肉の硬さや骨盤から膝につく筋肉に問題があるときは、太ももや骨盤を中心に「徒手療法」・「鍼療法」でアプローチします。
さらに「ストレッチ」や軽めの「運動療法」を施行し柔軟性を高め、血行を良くするようにしていきます。
鵞足炎を発症する要因をなくすことも大切になりますので、ストレッチなどのセルフケアや日常生活を指導するようにしています。
鵞足炎は放置するとスポーツなどの復帰が遅れてしまいます。鵞足炎のことならスポーツ障害の治療経験が豊富な堺市北区くらまえ鍼灸整骨院にご相談ください。