外反母趾
- 外反母趾で足の親指が痛い
- 歩くと足の親指の関節が痛くなる
- 扁平足になってきた
- 外反母趾の変形をこれ以上進行させたくない
- 外反母趾の治療をどこでしたら良いか分からない
なぜ外反母趾になるの?外反母趾の原因は?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
外反母趾は足の親指(母趾)の付け根が人差し指(第2趾)の方に「くの字」に曲がる状態を指します。
この状態が起こる原因はいくつかありますが、主な原因は以下の通りです。
①遺伝的要因
外反母趾は、家族に遺伝することがあります。骨格や足の形、指の関節を支える靭帯が柔らかいなどの体質が関係しています。
このような体質は遺伝することが考えられ親子孫3代の外反母趾も珍しくありません。
②靴の選択
以前は靴の文化が長い欧米に多い疾患でしたが近年、日本でも急速に増えています。
女性に多く見られ、つま先の細い靴、ハイヒール、パンプス、ミュールなどを履くことで足の親指が人差し指方向への圧力がかかり外反母趾を引き起こすことがあります。
また靴のサイズが小さすぎる場合にも負担がかかるため、足が大きくなる子供のときは、その点に留意する必要があります。
③足の負荷
長時間の立ち仕事や運動は足や足の指に負担がかかり外反母趾を引き起こすことがあります。
長時間の革靴、安全靴も足の指が動かしにくく負担がかかるため注意が必要です。
④加齢
年齢を重ねると、関節の柔軟性低下や姿勢が前傾することで外反母趾を引き起こすリスクが高まります。
姿勢が前傾気味になることで、重心線が本来の位置より前方の甲あたりへ落ちてきます。
そうなることで、重心が中足趾節間関節に至り、横アーチがつぶれます。
足の甲には中足骨と呼ばれる長い骨が5本あり足底カーブを形成しており専門的には「横アーチ」と呼ばれています。
この横アーチがつぶれると中足骨と中足骨の間が広がり「開張足」になります。
この開張足では足の親指(=母趾)が人差し指方向に曲がり外反母趾になってしまいます。
外反母趾はどこに行ったらいいの?整形外科?整骨院(接骨院)?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
外反母趾の治療を受ける場所は、主に整形外科と整骨院(接骨院)・鍼灸院です。
①整形外科
整形外科は「外科」です。
外科という言葉のつく診療科は、手術を行い疾患の回復を導くところです。
整形外科は骨、関節、筋肉、靭帯を扱う分野で、外反母趾の場合は骨や関節を手術し形態を修正します。
手術のデメリットとして考えられることは、足、親指の腫れ、浮腫みが落ち着き靴を履けるようになるまで3ヶ月、立ち仕事ができるまで4ヶ月、運動ができるまでは6ヶ月かかることが挙げられます。
手術しても完全に治るわけではないので、手術のメリット、デメリットを考慮するようにしてください。
②整骨院(接骨院)・鍼灸院
整骨院では手技療法や運動療法、外反母趾の原因の一つとされる前傾姿勢の改善を目的とした姿勢矯正も行います。
ただし、整骨院は院により施術方法が異なるため外反母趾に対しての知識、技術のある院を選択することが大切です。
鍼灸院では、鍼を用いて足の親指(母趾)の血流を良くすることで「痛み」の部分に対する症状緩和、改善が期待できます。
「痛み」に対しての根本的な改善をするのであれば技術がたしかな整骨院に通うことがおすすめとなります。
外反母趾の予防法は?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
①適切な靴の選択
つま先の細い靴や、足のサイズに合っていない靴は避けるようにしましょう。
子供は定期的な計測や、靴のつま先を触ってきつくないかチェックしてください。
3歳までは3ヶ月ごと、3歳以降は半年ごとの靴の買い替えが目安です。
足は毎日少しずつ大きくなるため気付きにくく、小さな子供は靴が小さくなったことを言えないため、親がチェックするようにしてください。
②足の運動
足の筋肉を使うことで血流が良くなり、親指(母趾)への循環動態が改善します。
足の指のグーチョキパー運動やストレッチも有効です。
③適度な休息
長時間の立ち仕事や歩行などで足に負担がかかる場合には、適度な休息を設けるようにしてください。
足を上げて休む、足を温めるなど足を休める方法を取り入れましょう。
④整骨院・鍼灸院の利用
外反母趾に対する治療実績がある院を選ぶことで、痛みに対する効果や予防は十分に期待できます。
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院の外反母趾に対する治療法
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院の外反母趾に対する治療は何が違う?
①徒手療法(MT-MPS)
外反母趾は付け根の変形している部分の血流循環障害を伴い、組織内環境が悪化していると考えられます。
この血流不足になっている組織、特に母趾外転筋という筋肉への施術が母趾関節への直接的な血流改善につながります。
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、足のアーチ形成をしている筋肉にも適切にそして、的確にアプローチすることができます。
内側縦アーチ(土踏まず)を形成しているのは後脛骨筋・前脛骨筋・長母指屈筋・長指屈筋・母指外転筋です。
外側縦アーチを形成しているのは長腓骨筋・短腓骨筋です。
この内側縦アーチと外側縦アーチの間にできるものが「横アーチ」です。
この「アーチ」を形成している筋肉に対しても適切にそして、的確に治療することが外反母趾の原因の一つとされる「扁平足」の治療にもなり「外反母趾」の治療につながってきます。
②鍼療法(AT-MPS,トリガーポイント鍼療法)
上述した筋肉に対して鍼を用いて施術することも有効です。
「鍼」は「手」では届かない部分にアプローチすることができるため、「鍼」と「手」を組み合わせて施術することもオススメです。
③運動療法
足の親指(母趾)に対して抵抗を加えながら運動します。この抵抗運動は萎縮している母趾外転筋の機能回復と循環改善を目的として実施します。
その他にも自宅でできるタオルを使っての運動を指導いたします。
④姿勢矯正
猫背や前傾姿勢は外反母趾の原因の一つです。
堺市北区のくらまえ鍼灸整骨院では、猫背や前傾姿勢を改善するための姿勢矯正を行います。
ストレッチポールを用いてストレッチや運動を施す身体に優しい施術です。
うつむき加減になった身体を少しずつ矯正し、正しい姿勢を脳に記憶させるようにします。
そうすることで徐々に効果が現れ、姿勢改善につながります。
当院、院長の貞松は「外反母趾に対する治療法」というタイトルで実技セミナーでの指導経験もあります。
外反母趾のことなら堺市北区のくらまえ鍼灸整骨院にお気軽にご相談ください。