手足のしびれ
- 手がしびれる
- 足がしびれる
- 手に力が入らない
- 肘の内側から小指までしびれる
- 足の裏がしびれる
手足のしびれの原因は?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
しびれの原因は様々です。
整骨院・鍼灸院でよくみられる脊椎(背骨)や末梢神経に原因があるもの、脳や内科的に原因があるものなどがありますが大きく4つにわけることができます。
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脊椎(背骨)に原因がある疾患
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末梢神経に問題がある疾患
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脳に問題がある疾患
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内科的に問題がある疾患
それぞれ原因別にどのような疾患があるかみていきます。
・脊椎(背骨)に原因がある疾患
①腰椎椎間板ヘルニア
腰椎(腰の背骨)にある椎間板(背骨と背骨の間にあるクッション)の組織が飛び出し脊髄や神経根を圧迫し、脚のしびれ、痛み、脱力が生じます。
②頚椎椎間板ヘルニア
頚椎(首の背骨)にある椎間板(背骨と背骨の間にあるクッション)の組織が飛び出し、脊髄や神経根を圧迫し腕から手のしびれ、痛み、脱力が生じます。
③脊柱管狭窄症
脊柱管は頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、仙骨、尾骨からなる脊椎(背骨)と椎間板、靭帯、関節で構成されたトンネル状の空間をいいます。
加齢により背骨の変形、黄色靭帯の肥厚、関節の変形、椎間板が膨らむことで脊柱管が狭くなりそこを通っている神経が圧迫され、神経の血流も低下し脊柱管狭窄症を発症します。
④変形性頚椎症
加齢とともに、頚椎が変形したり骨棘(こつきょく)という骨のトゲができ神経を圧迫することで、しびれが発生します。
⑤後縦靭帯骨化症(OPLL)
難病にも指定されている疾患です。
背骨の中を縦に走る後縦靭帯が骨化することで、背骨の中の脊柱管が狭くなり神経が圧迫され、感覚障害や運動障害などの神経症状を引き起こす病気です。
後縦靭帯が骨化するだけでは、しびれなどの症状は生じません。
・末梢神経に問題がある疾患
①胸郭出口症候群
胸郭出口症候群は何らかの原因で、首から胸にかけての神経(腕神経叢)や血管(鎖骨下動脈)が圧迫されることによりしびれなどの症状が出現します。
圧迫される部位により、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群に分類されます。
②手根管症候群
手首の手のひら側にある骨と、靭帯に囲まれたトンネル内(手根管)の正中神経が何らかの原因で圧迫され発症します。
母指(親指)から環指(薬指)の親指側がしびれを感じます。
手を酷使する中年以降の女性に多くみられ、手首の骨折、手首内の腫瘍、妊娠、糖尿病、人工透析などの代謝性疾患にともなうこともあります。
③肘部管症候群(肘部尺骨神経障害)
肘の内側で尺骨神経が何らかの原因で圧迫されたり引っ張られることで発症します。
ガングリオンなどの腫瘤、加齢による肘の変形、子供のときの骨折、スポーツ(野球、柔道)での繰り返す刺激で起こることがあります。
④ギヨン管症候群(尺骨神経管症候群)
ギヨン管は、手首の小指側にある豆状骨(ずじょうこつ)と有鈎骨(ゆうこうこつ)の間、そしてその二つの骨をつなぐ豆鈎靭帯(とうこうじんたい)によって形成されたトンネルをいいます。
このギヨン管には、尺骨神経が通っており何らかの原因で圧迫されたときに発症します。
自転車でのサイクリング・ハンマー・振動工具などでの外部からの圧迫や、腫瘍・骨折の後遺症など内部からの圧迫が原因として考えられます。
・脳に問題がある疾患
①脳血管障害
脳出血や脳梗塞で脳の感覚神経が障害されるとしびれを感じます。
脳血管障害は、早めの治療が大切です。何らかの前兆を感じたら速やかに医療機関を受診してください。
②脳腫瘍
脳に腫瘍ができ、感覚神経を障害されたらしびれを感じます。
・内科的に問題がある疾患
①糖尿病性神経障害
糖尿病は小さな血管の動脈硬化を引き起こすため、神経への血流が悪くなり、神経障害を発症します。
その結果、指先や足先の末梢神経が侵されることで‘’ジンジン‘’するようなしびれを感じ、悪化すると痛みに変わります。
②ビタミン欠乏
近年、限度をこえたダイエットなどの偏食、アルコール過飲者によるビタミン欠乏による神経障害が増加しています。
アルコールは代謝にビタミンが使われるため、必要なビタミン量も増えます。
アルコール性肝炎ではビタミンA不足で疲労感、不眠、食欲不振におちいります。
ビタミンB1欠乏では、脚気(かっけ)、ウェルニッケ脳症、その他にもビタミンB6、ビタミンB12、葉酸不足は貧血を引き起こします。
手足のしびれはどこに行ったらいいの?整骨院で治療できるの?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
手足のしびれは整骨院で治療することができます。ただし、ゆがみを主体にした治療法では効果は難しいかもしれません。
どの筋肉がその症状に関係しているか、どこの筋肉を緩め血流を良くすることが大切かを見極め、的確に治療する技術が必要になります。
・脊椎(背骨)に原因がある疾患
上述した①腰椎椎間板ヘルニア②頚椎椎間板ヘルニア③脊柱管狭窄症④変形性頚椎症⑤後縦靭帯骨化症(OPLL)は、筋肉を治療することで症状が緩和することは可能です。
その症状が、どれだけ筋肉が関係しているかは、治療をしてみないと分からないこともあります。
理論的に‘’脊椎‘’そのものを変化させることは難しいですが、‘’症状‘’を変化させることは十分に期待できます。
・末梢神経に問題がある疾患
末梢神経に問題がある①胸郭出口症候群②手根管症候群③肘部管症候群(肘部尺骨神経障害)④ギヨン管症候群(尺骨神経管症候群)は、筋肉が大きく関係していることもあります。
その場合は、その関係している筋肉を治療することで劇的な効果が出ることがあります。(しっかりとした治療頻度は必要です)
もちろん、物理的な原因での障害は整形外科の受診が必要になることもあります。
あきらめる前に一度、堺市北区くらまえ鍼灸整骨院のような筋肉を的確に治療できる施設へ通ってみる価値は十分にあると考えています。
・脳に問題がある疾患
脳血管障害や脳腫瘍は速やかに医療機関を受診するようにしてください。
脳の疾患は早期発見が大切になることがあります。
脳血管障害のその後のリハビリなどは、いつでもご相談いただけたらできる範囲で対応させていただきます。
・内科的に問題がある疾患
糖尿病性神経障害やアルコール過飲は、医療機関を受診するようにして早めに治療を受けるようにしましょう。
手足のしびれは放置していいの?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
手足のしびれは放置しないようにしてください。
脊椎に問題がある疾患や末梢神経に問題がある疾患は、あきらめる前に一度、堺市北区くらまえ鍼灸整骨院を受診してみてください。
その症状が筋肉を治療することで緩和できるかもしれません。
治療をしても効果が乏しいときに初めて次なる手段を考えるようにしてください。
脳疾患や内科的疾患は、早めに医療機関を受診しましょう。
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院の手足のしびれに対する治療法は?
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、手足のしびれに対して治療していきます。
しびれは筋緊張や血行が悪くなることで発症することが多いです。そのため、筋緊張の緩和と血行を良くすることで、しびれの軽減、改善が期待できます。
その疾患や症状がどの筋肉に関連しているのかを視診、問診、触診、検査によって分析します。
その結果によりどこをアプローチするかを確認して、以下の治療法を組み合わせて実際に治療していきます。
①徒手療法(MT-MPS)
硬くなった筋肉を柔らかくして、血流を良くすることで治癒を促します。
症状や痛む場所により重点的にアプローチするところを探しだし、様々な筋肉を治療することを得意としています。
②鍼療法(AT-MPS、トリガーポイント鍼療法)
患者さまの鍼に対する許容度や症状に応じて、徒手療法・鍼療法を組み合わせて治療していきます。
鍼は手や指では届かない部位に直接刺激を与えることができるため、その部位を治療したいときに有効な治療法です。
③ハイボルテージ療法
状況に応じてハイボルテージという電気治療を行います。
痛みの緩和と治癒を促進させます。
これは高電圧刺激を皮膚から流し交感神経の興奮を抑制させることを目的とした電気療法です。(まったく痛くないのでご安心ください。)
分かりやすく言うと、痛みの神経は交感神経が優位になっているため、それを抑制させる、つまり痛みを抑えることにつながります。
痛みを抑えることで血行も良くなり質の良い筋肉組織に生まれ変わります。
④コンビネーション療法(ハイボルテージと超音波)
コンビネーション療法は、ハイボルテージの鎮痛効果・血流増大と、超音波の炎症と痛み物質の除去・筋緊張の緩和を期待できる電気療法です。
このように堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では手足のしびれに対して治療していきます。
手足のしびれのことなら、堺市北区くらまえ鍼灸整骨院にご相談ください。