最近よく聞ききますね
肩甲骨はがし…

肩甲骨はがしが良いと聞いた
とか
野球選手には肩甲骨はがし
とか
肩こりには肩甲骨はがしが
などなど

このような希望で
来院される方もいます。

もちろん頑張って
「肩甲骨はがし」
　やります(^-^)

YouTubeやネット広告、
ストレッチ専門店などで実際に
施術してる動画などもよく
あがってきます。

皆さん、見たことありますか？

まず動画を見て思ったのは
肩甲骨がよく動く方をモデルに
選び使ってるんでしょうね。

そして、
実際に肩甲骨がはがれるか
というと、はがれません(笑)

肩甲骨がはがれたら大変です。

では、これが一体どういうものか
ちょっとだけ専門的に見てみましょう♪

肩甲骨はがしとは・・・
　　　　肩甲骨って実は関節？

肩甲骨はがしは
肩甲骨を肋骨の上で
すべらすように施術する
テクニック。

この肩甲骨と肋骨が
接している場所を
肩甲胸郭(けんこうきょうかく)関節
といいます。


つまりこの肋骨の上で肩甲骨の
すべりを良くする。

凝り固まった筋肉や筋膜が
ベタッと張り付いているものを
肋骨から剥(は)がすようにして
やわらかくする。

もっとざっくばらんに言うと
筋肉や筋膜を緩めて、ほぐして
肩甲骨を動くようにするということです(^-^)

はがすようなイメージで施術するため
「肩甲骨はがし」と呼ばれてるものと
考えられます。　

こんな感じです🎵
ちょっと分かりにくいですが
肩甲骨に指を入れて引きはがすように
動かします！
　　　⏬

実際に筋肉や筋膜がはがれることはなく、
硬くなったものがやわらかくなる。

筋肉が緩むという表現の方が良いと
思います。

肩甲骨はがしは肩こりに効果ある？

結論から言うと効果あります(^-^)

肩甲骨を様々な方向に動かして
施術する肩甲骨はがしは、周囲の
筋肉を緩める効果があります。

そのため肩こり解消に
つながります。

肩甲骨はがしだけでは効果なし？

一般的な肩こりは肩甲骨内側から
上方の肩のてっぺんにかけて症状を
訴えます。

この場所は
肩関節(肩甲骨と腕をつないでる所)や
首とつながっているため、そこも同じ
ように施術するとより効果があがります。

つまり
肩関節を動かすストレッチや運動。
首を動かすストレッチや運動。

これらをすると効果UPです！

さらに
肩甲骨と腰の動きも
機能的に連携していますので、
腰のストレッチや運動も効果的です。

鍼治療や徒手治療が肩こりに効果あり！

当院では、
これらのストレッチや運動指導に
プラスして鍼治療や徒手治療で
施術していきます。

ストレッチをしても、運動しても
肩こりがよくならない…
こういうことはよくあります。

なぜなら、ストレッチや運動だけでは
深層の筋肉(インナーマッスル)や
骨に付着してる部分の筋肉は緩めにくい
からです。

そういう頑固な肩こりに対して
適宜、手を使い、鍼を使い
アプローチしていき、凝り固まった
筋肉を緩めていきます。

人により期間、頻度は変わりますが、
定期的に治療することで効果が
出てくるはずです。

まとめ

・肩甲骨はがしで肩甲骨ははがれない。
・肩甲骨はがしは肩こり解消に有効。
・肩甲骨は肋骨と接する肩甲胸郭関節。
・肩こりはストレッチと運動もした方が良い。
・鍼治療と徒手治療で頑固な肩こり解消。

以上、
肩甲骨はがしについてまとめてみました。

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