むち打ち症(頚部捻挫)
- 交通事故で後ろから追突されて首が痛くなった(むち打ち症)
- 交通事故で首や肩などが痛くて、夜も眠れない(不眠状態)
- 交通事故で腕や手、指がしびれる
- 首に痛みがあるのにレントゲン、CT、MRIでは「異常がない」と言われた
- 事故の後遺症を残さずに治療してもらいたい
- 湿布を貼っても効かない
- 頭痛、目まい、吐き気、耳鳴りなどの自律神経症状がある
むち打ち症とは?むち打ち症の原因は「多裂筋(たれつきん)」!?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
交通事故による「むち打ち症(頚部捻挫)」は、追突・衝突・急停車などの衝撃で首が鞭(むち)のようにしなることで筋肉や靭帯などを損傷します。
実際には首だけではなく背中、ときには腰までの上半身全体まで衝撃がおよび症状を訴えます。
典型的な例としては、最初は首だけが痛かったがその後、背中→腰まで痛みが下りてくるパターンです。
このように、むち打ち症は首だけの問題ではなく、首から腰までの上半身全体が問題になります。
そのため、むち打ち症を首だけの問題として捉えるのは間違いです。
治療をするときは、首だけでなく背中、腰など身体全体をみる必要があります。
その中でも、一番のポイントとなるのは「多裂筋(たれつきん)」という筋肉です。
この多裂筋は、頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、仙骨、尾骨から形成される背骨の際(きわ)に付く小さな筋肉で、背骨を支える、姿勢を保持するために重要です。
このように、多裂筋は常に作用する筋肉のため休ますことができずに負荷がかかり続けることになります。
よって非常に治りにくいという特徴があります。
むち打ち症の治療を受ける際は、「多裂筋(たれつきん)」を治療できる整骨院・鍼灸院に通うようにしてください。
交通事故のケガの特徴は?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
事故直後は興奮状態ということもあり、すぐには痛みなどの症状が感じないこともあります。
そのため症状が出るまでに数時間から数日かかることもあり、しかも徐々に症状が強くなるケースも少なくありません。
極めて小さな損傷はレントゲン・CT・MRIなどの画像で分からないことが多く不安になられる方もおり、適切な治療が必要です。
この交通事故によるむち打ち症は5種類に分類されます。
①頚椎捻挫型
むち打ち症の7割がこれに該当するとされる最も頻度の高いタイプです。
もっとも一般的なこのむち打ち症は、筋肉や靭帯が損傷し症状が発生するとされています。
特に上述した多裂筋という筋肉が一番のポイントとなることが多く、症状の強さは横になるのもできないほどの強い痛みから、寝違えたような違和感まで幅広くあります。
②神経根型
脊髄から両側に分岐して腕や手に向かう神経根に事故の影響により圧迫が生じるタイプです。
神経の圧迫のために上肢の痺れや放散痛(腕に広がる痛み)、感覚障害などが起こります。
③バレー・リュー型
むち打ちに伴って頭痛、目まい、吐き気、耳鳴りなどが生じるタイプです。
この自律神経系の症状の原因として考えられるのは「多裂筋」です。
この筋肉は脊髄からの神経と隣接しており、自律神経にも大きな役割を担っていることから、頭痛、目まい、吐き気、耳鳴りなどの自律神経系の症状が発生すると考えられます。
また、事故により交感神経が優位になることも発症要因になると考えらているようです。
②の神経根型と③のバレー・リュー型
の症状が合わさるタイプの症状がおこることもあります。
④脊髄症状型
脊髄自体に損傷が生じるタイプです。症状としては手足の感覚異常、運動障害が生じます。手だけでなく足にも症状が出ることが他の型とはことなる要素です。
厳密には脊髄損傷にあたるため、むち打ち症とは呼びません。
⑤脳脊髄液減少型
交通事故の衝撃により脳脊髄液を包んでいる膜がやぶれ、脳脊髄液が漏れてしまうタイプです。
脳は脳脊髄液により外部からの衝撃をやわらげるために、この液体の中に浮いています。
そのため脳脊髄液が減少してしまうと、脳に負担がかかります。
激しい頭痛、目まい、頭が重い、疲れがとれない、イライラする、眠れないなど様々な症状を訴えます。
診断が難しく、発見が遅れるケースが多いです。
むち打ち症は放置してもいい?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
事故直後は興奮状態ということもあり、痛みも強く感じず「我慢できるから大丈夫!」と放置していると徐々に症状が強くなることがよくあります。
これを仕事などで忙しく放置していると、治りが遅くなるだけでなく、筋緊張が高まり血液循環が悪化し、慢性的な肩こりや腰痛などを引き起こす要因にもなります。
さらに、それが長期化すると筋力低下にもつながり生活をするのにも負担がかかり回復が遅れるという悪循環にはまってしまいます。
また交通事故のむち打ち症などのケガを放置すると、事故との因果関係が認められなくなり、自賠責保険の適用ができなくなってしまいます。
間隔が空けば空くほど、保険会社にその程度のケガであると誤解されてしまいます。
事故をしたら事故当日、遅くても翌日までに治療を開始する方が、その後の手続きがスムーズに進みます。
このようなことから、交通事故によるむち打ち症などのケガを放置することはデメリットしかありません。
もしすぐに病院や整骨院に行けなかったときは、できるだけ早く相談するようにしてください。
むち打ち症は放置しないようにしてください。
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院のむち打ち症の治療法
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、「むち打ち症」を首だけの問題だけでなく首からつながる背中、腰までの上半身全体で考えています。
首から腰の上半身を支えているのは「背骨」です。その背骨を支えるために作用している筋肉が「多裂筋」になります。
むち打ち症はこの「多裂筋」が1番のポイントです。
上述した①頚椎捻挫型②神経根型③バレー・リュー型はすべてこの「多裂筋」が深く関係してくるため、この筋肉を的確に治療することができる技術が大切です。
当院では、徒手療法(or鍼療法)で多裂筋を含めた上半身全体を適切に治療するために、特注の昇降ベッドを使用しています。
首の痛みが強いときは、横向きなどのリラックスした姿勢をしていただきハイボルテージ療法という電気療法で急性期の痛みが楽になるようにしていきます。
その後、基礎医学に基づいた「確かな技術」と「豊富な臨床経験」をもとに皆さまの交通事故によるむち打ち症を治療していきます。
その他にも、交通事故に関してはトータルでサポートできる体制を整えています。
院長 貞松も交通事故によるむち打ち症を経験しています
実は、私も20代のころバイクでの交通事故を経験しています。
バイクで道路を走行中に、突然車が飛び出してきたため、それを避けようと急ブレーキをかけながら転倒しました。
事故直後は少しの痛みだったのが翌日以降は首と左膝に強い痛みを感じました。
当時、修行していた整骨院では今のような治療技術がないため低周波の電気治療と一般的なマッサージが治療の中心でした。
そのため、首のむち打ちがある程度良くなった後も「首こり」として残りました。
その後、今の治療法と出会い「多裂筋」を治療していただき「そこっそこっ!」と納得感があり、治療後の身体のスッキリ感は何とも言えない感覚でした。
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、このような自分自身の実体験と多くの臨床経験に基づき皆さまのむち打ち症を治療するようにしています。
交通事故によるケガは身体にかかる負担はもちろん、精神的にもダメージを負います。
皆さまのストレスが少しでもなくなるよう交通事故に強い弁護士の紹介など、トータルでサポートできる体制を整えています。
むち打ち症のことなら堺市北区くらまえ鍼灸整骨院にお気軽にご相談ください。