産後骨盤矯正
- 出産してから肩こり、腰痛がひどい
- 産後、冷えやむくみがひどくなった
- 恥骨やその周りが痛い
- 産後尿もれがある
- 産後、頭痛など身体がスッキリしない
- 出産前の服が入らない
出産すると骨盤はどうなる?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
出産をするとき「リラキシン」というホルモンにより、「腸骨」と「仙骨」をガチガチに固定している靭帯が緩まり骨盤が開きます。
それにより赤ちゃんが産まれる通り道ができ、母体は少しずつ出産をする準備に入っていきます。
出産後は「オキシトシン」というホルモンにより開いた骨盤が2ヶ月ほどかけて少しずつ戻っていきます。
つまり、開いた骨盤は少しずつ元の位置に戻っていくことになります。
▪️それでは「骨盤のゆがみ」とは?
「骨盤のゆがみ」とは厳密には「骨盤の傾き」のことをいいます。
例えば、胸の前で肘を伸ばして手の平と手の平を合わせるようにしてください。
もしくは、イスに座った状態で太ももと太ももを合わせるのでも構いません。
その状態で、右手か右脚を少し前に出してみてください。骨盤が少し傾いているのが分かるでしょうか?
これこそが「骨盤のゆがみ」の正体です。
▪️なぜ骨盤が傾くの?
骨盤が傾く理由は「筋肉(筋膜)」です。筋肉の引っ張りかげん一つで骨盤は傾きます。
基本的に筋肉が慢性的に硬くなってしまうと、人は無意識にその硬くなった筋肉を伸ばそうとする性質があります。
骨盤が傾いているときには、どの筋肉を伸ばそうとしているのか、どの筋肉が収縮できていないか、作用していないかを見極めることが大切です。
肩こりが強くなると体が真っ直ぐできずに猫背になってしまったり、巻き肩になるのも同じ理屈になります。
そのため、堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では「骨盤のゆがみ」だけをみて施術するのではなく、「骨盤のゆがみ」をみて、どこの筋肉(筋膜)が硬くなっているのか、どの筋肉(筋膜)が収縮できていないかを確認し、その人の身体の状態を根拠に基づき分析して施術するようにしています。
つまり、骨盤がゆがんでいるから痛いのではなく、筋肉(筋膜)が硬くなり、筋肉(筋膜)がしっかりと収縮できないことで骨盤にゆがみが生じます。
出産後、骨盤矯正はした方がいいの?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
結論から申しますと「骨盤矯正」はした方が良いです。
ただし、「骨盤のゆがみ」だけに着目するのではなく、骨盤のゆがみの正体である「骨盤の傾き」に関係している「筋肉」に対する施術や、「産後のお身体全体」を考え施術をした方が良いと考えることができます。
「産後の骨盤」を良い状態に調整し、「産後のお身体」の状態を整えていくことが大切です。
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、産後の骨盤矯正を根拠に基づき、
・骨盤のゆがみ(傾き)
・筋肉(筋膜)の施術
・自律神経の調整
・メンタルのケア
などを総合的に考え、骨盤をバキバキと矯正するのではなく、骨盤の筋肉や、自律神経に大きく関係している筋肉を施術していきます。
「骨盤矯正」だけではなく、「骨盤の調子」と「出産後のお身体の調子」を取り戻すように施術していきます。
産前から産後にかけての身体の変化|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
①ホルモンバランスの変化
妊娠にともない、母体では「リラキシン」が妊娠2.3カ月から産後2.3日にかけて胎盤から分泌されることで、ガチガチに固定されている骨盤が徐々に緩んでいきます。
赤ちゃんがスムーズに通過するために必要な変化になりますが、靭帯が緩んでしまうため骨盤の不安定性は増加します。
骨盤が不安定になるということは、その周囲の筋肉が頑張って働いてくれるということになり、骨盤を支えている筋肉やその周囲の筋肉にも負荷がかかってしまいます。
②自律神経の変化
妊娠や産後は女性ホルモンのバランスが大きく変化します。他にも子育ての不安などにより自律神経の調整が難しくなり、交感神経が優位になりイライラしたり、不眠になったりすることで体調が悪くなりやすくなります。
③姿勢の変化
妊娠後期になってくるとお腹が大きくなってくるため、腹部を前方につき出すような特徴的な姿勢になります。
胎児をお腹の中で安全に保護するためには、脊柱筋を始めとする背部筋群、腹部前面筋、側胸および側腹部筋全体をしっかりと収縮させる必要があります。
加えて、妊娠後期は日常生活動作において、体の柔軟性動作が必然的に制約されてしまいます。
そうすると、体の動きは少しずつ制限され、筋肉は伸び縮みをあまりしなくなり、むしろ持続的な筋肉の収縮を強いられることになります。
結果として、妊娠後期は体型の変化にともない、自然に負担のかかる姿勢をとるようになっていきます。
それが頑固な腰痛や肩こりの原因になる可能性があります。
④重心の変化
お腹が大きくなると重心線は前の方に移動することになりますが、そのままだとお腹の重みで安定して立っている姿勢を保持することができません。
したがって、自然と重心を後ろに移動し安定して立てるようにします。
しかし、そうすることにより股関節を伸展(股関節の前面を伸ばす方向)させることで下半身を安定させるため、殿部、太もも裏のハムストリングスに大きな負担がかかります。
妊娠後期になってくると、このようなことが原因の腰痛や脚の浮腫みが増えてきます。
産後の様々な部位の痛み|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
妊娠から出産は母体に大きな負担がかかります。体型の変化や姿勢の変化、環境面の変化など様々な要因が複雑に絡み合いお身体の不調としてでてきます。
・肩の痛み
・背中の痛み
・腰の痛み
・お尻の痛み
・尾てい骨(仙骨・尾骨)の痛み
・恥骨周囲の痛み
・睡眠不足
・自律神経の不調
・産後うつ
このように産後は様々な症状が見受けられます。
当院では「骨盤のゆがみ」以外の部分にも焦点をあて、患者様のお身体の調子を整えるようにしていきます。
産後骨盤矯正|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、産後骨盤矯正を
・骨盤のゆがみ(傾き)を矯正
・筋肉(筋膜)の施術
・自律神経の調整
・メンタルのケア
などを総合的に考え、骨盤をバキバキと矯正するのではなく、骨盤の筋肉や、自律神経に大きく関係している筋肉を施術していきます。
「骨盤の調子」を整え、「出産後のお身体の調子」を取り戻すように「産後の骨盤矯正」をしていきます。
産後の骨盤矯正なら堺市北区くらまえ鍼灸整骨院にご相談ください。
執筆者:
くらまえ鍼灸整骨院 院長 貞松正剛
くらまえ鍼灸整骨院では、患者様の笑顔のため、全力で施術にあたらせて頂きます。
お身体の痛み・不調でお悩みの方、どんな些細なことでも結構です。
ぜひお気軽に当院へお越しください。