シーバー病/セーバー病(別名:踵骨骨端症)
- 子供が踵(かかと)の痛みを訴える
- スポーツをして踵(かかと)が痛い
- シーバー病/セーバー病と診断された
- 運動をすると踵(かかと)が痛い
- 早く競技に復帰したい
シーバー病/セーバー病(踵骨骨端症)とは|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
10歳前後の男の子に多くみられ、踵(かかと)を押さえると強い痛みを訴えます。
特徴的な症状は歩いたり走ったりするときに痛みを感じ、ときに軽い腫れをともない、つま先歩きになることがあります。
当院では野球やサッカー、陸上をしている子供たちに多く認められる疾患です。
痛みが治まるまで長期に渡ることもありますが、基本的に予後は良好です。
当院では、シーバー病/セーバー病の痛みの程度を確認しながら運動を調整するようアドバイスしていきます。
▪️シーバー病/セーバー病とは
踵骨(しょうこつ)という踵(かかと)の骨には「アキレス腱」や「足底筋(腱)膜」が付着しており、その部分が激しい運動などで持続的に引っ張られることで血流障害が起こります。
成長期の子供は、踵骨の端(はし)が未発達でストレスがかかりやすいため炎症が起きシーバー病/セーバー病(踵骨骨端症)を発症します。
▪️シーバー病/セーバー病の症状
①踵(かかと)が運動後などにジーンとする痛みが発生する
②踵(かかと)を押すと痛い
③踵(かかと)をつけると痛いため、つま先歩きになる
シーバー病/セーバー病は成長期にみられ、成長痛と間違われやすいため、このような特徴的な症状やエコー検査などで鑑別することが大切です。
▪️シーバー病/セーバー病になりやすいスポーツ
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よく走るスポーツ
サッカー、陸上、野球(練習でよく走らされる)
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ジャンプを多くするスポーツ
バスケットボール、バレーボール
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素足で行うスポーツ
体操、剣道
シーバー病/セーバー病は上記のようなスポーツで足に負担がかかることで発生しやすくなります。
シーバー病/セーバー病はスポーツをしていいの?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
シーバー病/セーバー病になってしまい、運動をしたときに痛みがある場合は、運動量や痛みのある運動を調整する必要があります。
普通に歩くのも痛い場合は、運動は中止するようにしましょう。
定期的に痛みの程度を確認しながら、回復度合いをみるようにしていきます。
一般的には1~2ヵ月ほどで、今まで通りのスポーツ復帰が可能になります。
シーバー病/セーバー病(踵骨骨端症)の予防法は?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
①ストレッチ
アキレス腱やふくらはぎのストレッチをして血行を良くすることが大切です。お風呂あがりは筋肉が柔らかくなっているためストレッチをするのにおすすめです。
②クッション性の高い靴を選択する
ソールの硬い靴は足部に負担がかかります。クッション性の高い靴やインソールなどを利用して足の負担がけいげするようにしてください。
③足底のセルフケア
ゴルフボールやラクロスのボールを土踏まずで踏んでゴロゴロするセルフケアがおすすめです。
同じ場所を続けてしないようにして、小まめに場所を変えながら5分ほど行ってください。
④整骨院・鍼灸院での定期的なケア
自分でのケアには限界があります。
熱心にスポーツをされている方は、スポーツ障害や徒手施術を得意としている整骨院・鍼灸院で定期的なケアをするようにしてください。
シーバー病/セーバー病(踵骨骨端症)の治療法|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院
痛みが強いときは、ハイボルテージという高電圧の電気療法で鎮痛と血行促進を目的に施術していきます。
痛みが軽度から中程度のときは患部を避け、足底筋(腱)膜やふくらはぎを中心に丁寧な徒手治療(人により鍼も併用)で筋肉の弛緩と血行を促進させ、治癒が早くなるよう促します。
シーバー病/セーバー病(踵骨骨端症)は運動量の調整も大切になってきますので、患者さまの状態や状況を確認しながら、少しでも早く良くなるよう努めていきます。
シーバー病/セーバー病(踵骨骨端症)のことなら堺市北区のくらまえ鍼灸整骨院にご相談ください。