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腰椎分離症・分離すべり症

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 腰痛がある
  • 腰をそらしたら痛い
  • 10代でスポーツをしてて腰が痛くなった
  • 野球、サッカー、バレーボール、テニスをしていて腰が痛くなった
  • 長時間座ると腰が痛くなる
  • 長時間立っていると腰が痛くなる
  • お尻や太ももが痛くなる
  • 脚がしびれる

腰椎分離症・分離すべり症ってなに?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院

背骨は頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、仙骨、尾骨から形成され、その中の腰椎にスポーツなどで継続した圧力がかかり疲労骨折を起こすことがあります。

この腰椎の後ろの椎弓部分が離れるように骨折することから、‘’腰椎分離症‘’という名前が付いています。

5個ある腰椎の中でも、一番下の第5腰椎にストレスがかかりやすく発生しやくなります。

腰椎は構造上、ジャンプや腰をひねる動作での衝撃に弱く、激しい運動の繰り返しにより骨折がおきます。

野球のスイング、サッカーのシュート、バレーボールのスパイク、テニスのサーブなどの腰をひねる動作が多いスポーツに、腰椎分離症が発生しやすいといえます。

この腰椎分離症は10代で発生しますが、それが原因となり徐々に背骨の骨と骨の位置関係にズレが生じ、‘’腰椎分離すべり症‘’へと進行することがあります。

腰椎分離症・分離すべり症は治りますか?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院

腰椎分離症は早期発見が大切です。

初期では3ヶ月、進行期で6ヶ月ほどでの骨癒合(骨がつくこと)が期待できますが、発見が遅れてしまうと骨癒合は困難とされています。

もし腰椎分離症から腰椎分離すべり症に進行してしまった場合は、自然に骨がくっつくことはありませんが、安静・ストレッチ・トレーニングにより症状が緩和されることはあります。

腰椎分離すべり症の症状が強く、手術となってしまった場合は、手術後数ヶ月で元の生活に戻ることができるとされています。

もちろん、手術後は機能を回復させるためのリハビリテーションが必要です。

腰椎分離症は早期発見で完全な骨癒合が期待できますが、一番はそうならないよう予防することが大切です。

腰椎分離症・分離すべり症でもスポーツはできますか?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院

腰椎分離症は一般の人で5%、スポーツをしている人では30~40%の人に発症しているとされています。

10代のスポーツをしている子で、もし2週間以上続く腰痛を我慢しているならば、すぐに練習を中止するようにしてください。

高校生以下で2週間以上続く腰痛の約40%が腰椎分離症であったという報告もあります。

早期発見ができれば安静にすることで骨癒合、完治を見込めますので、無理をせず整骨院・整形外科を受診するようにしましょう。

もし、発見が遅れ骨癒合できなければストレッチ・筋力強化などで日常生活、スポーツをできるまでにもっていきます。

腰椎分離症・分離すべり症の原因は?その対策、予防法は?|堺市北区 くらまえ鍼灸整骨院

腰椎分離症はその原因を知ることが予防につながります。

①オーバーユース

野球のスイング、サッカーのシュート、バレーボールのスパイク、テニスのサーブなどは腰をひねる動作が多いため、これらのスポーツを過度にしすぎると腰椎分離症の発症原因になります。

適度に休息をとることや、指導者や親の理解も大切になります。

②下肢の柔軟性

前屈動作(立った状態で手を床につく動作)で床に手がつかない子供に、腰椎分離症が多いといわれています。

これは太もも裏のハムストリングスという筋肉が硬いことで、可動域が制限されスムーズに前屈できないため腰椎に負担がかかると考えられます。

他にも堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、股関節の柔軟性が特に重要だと考えています。

股関節でも殿部(お尻)の筋肉が硬いと、体をひねるとき腰椎を無理にひねることになってしまい、構造上ひねる動作に適していない腰椎に過度の負荷がかかります。

それが腰椎分離症につながってしまいます。

③姿勢不良

前屈み姿勢や猫背になることで、前弯(本来は前にカーブしている)している腰椎がまっすぐ、もしくは後弯方向にゆがみが生じ、腰椎に負荷がかかります。

近年、パソコンやスマートフォンの普及によりこのような姿勢不良におちいることが多くなっているため、姿勢にも注意することが大切です。

堺市北区くらまえ鍼灸整骨院の腰椎分離症・分離すべり症の治療法

堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、腰痛が2週間以上続く場合は腰椎分離症を疑い、MRIを撮っていただくよう整形外科を紹介いたします。

2週間以上痛みを訴える場合は、約40%で腰椎分離症が始まっているともいわれているため、早期発見をすることで、まずは骨癒合(骨がくっつくこと)を目指します。

骨癒合が得られた場合は再度骨折するリスクもあるため、そうならないように治療し、骨癒合が得られなかった場合もスポーツ復帰は可能なため、復帰のための治療・トレーニングを指導していきます。

股関節を含めた下半身の柔軟性を向上させることが腰椎への負担を減らすことになり、腰椎分離症の予防・治療につながります。

下半身のストレッチの中でも太もも裏のハムストリングスのストレッチ、殿筋(お尻の筋肉:中殿筋・大殿筋)、大腿筋膜張筋のストレッチを行います。

この記事で、その代表例を1つご紹介いたします。

・ジャックナイフストレッチ

太もも裏のハムストリングスを伸ばすストレッチです。

①肩幅に足を開いてしゃがみます。

②両手で両足首をしっかりと握ります。

③胸と太ももの前をくっつけます。

④胸と太ももが離れないように膝を徐々に伸ばしていきます。

⑤限界まで伸ばしたらそのポジションで10秒間キープする。

これを3セット行ってください。

このジャックナイフストレッチは、胸と太ももが離れないように膝を伸ばしていく(お尻を上げていく)ことがポイントになります。

その他にも腰部の質を良くするための体幹の筋力強化や姿勢不良を矯正することで腰の負担を減らすようにしていきます。

徒手療法やハイボルテージという電気療法も組み合わせることで、腰部の状態を根本から改善するように治療していきます。

堺市北区くらまえ鍼灸整骨院では、腰椎分離症・腰椎分離すべり症に対して根本から改善できるよう治療、指導をしていきます。

お気軽にご相談ください。

執筆者:
くらまえ鍼灸整骨院 院長 貞松正剛

くらまえ鍼灸整骨院では、患者様の笑顔のため、全力で施術にあたらせて頂きます。
お身体の痛み・不調でお悩みの方、どんな些細なことでも結構です。
ぜひお気軽に当院へお越しください。

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