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お悩み改善例

加圧トレーニング中に発症した急性腰痛症に対する徒手療法および鍼療法の効果 部位:右腰部 年齢:40代 性別:女性 仕事内容・趣味:専業主婦/加圧トレーニング

主症状

起床時や同じ姿勢で右腰に強い痛み
ベンチプレス中に軽度の違和感があったまま継続し、その後悪化
腰の右側に鋭い痛みが出現し、日常動作にも支障が出た

随伴症状

右肩関節痛 顎関節症(右側)

検査

疼痛緩和肢位:左腰部筋の伸長肢位で痛み軽減
右腰部筋の収縮動作で痛み誘発
上肢(特に右)の挙上制限あり。筋連結・運動連鎖の観点からも腰部との関連性が強いと判断

治療

【徒手療法】
腹臥位にて、以下の部位に対して筋膜リリースと筋緊張の調整を実施:
・臀部筋
・脊柱起立筋
・肩上部筋群
・右肩甲帯周囲筋
・右前胸部筋群

【鍼療法】
1寸3分の鍼を使用し、腰臀部に散鍼を実施。

治療頻度および治療期間

週1回の施術を継続。
4回目の来院時には腰部の痛みはほぼ消失。
5回目以降は顎関節へのアプローチを計画中。

経過および考察

この症例では、加圧トレーニング中の筋収縮および過負荷が、既存の筋緊張バランスを崩し、右腰部筋に急性の筋・筋膜性炎症を引き起こしたと考えられる。

初期の段階では、痛みの回避肢位が明確であり、疼痛誘発動作と緩和動作のコントラストが顕著だったため、患部の筋緊張と姿勢保持筋群の過剰使用が要因と判断。

治療では、脊柱-肩甲帯-胸郭-骨盤の運動連鎖を意識し、患部だけでなく関連筋群を広範囲に徒手療法でアプローチ。とくに肩甲帯と前胸部のリリースにより、上肢挙上可動域が改善し、連動する腰部への過剰負荷が軽減された。

鍼治療では、散鍼を用いることで血流と組織代謝を促進。組織内の炎症性物質の代謝を促し、鎮痛効果と自己治癒力の向上を狙った。

3回目以降は患部への直接治療も実施し、治癒促進が加速したと考えられる。

【初診時治療前】

【初診時治療前】

【初診時治療後】

【初診時治療後】

まとめ

加圧トレーニングを日常的に行う主婦が発症した急性腰痛に対して、患部だけでなく体幹全体のバランスを意識したアプローチを実施することで、短期間で症状の大幅な改善が見られた。運動を習慣化している人ほど、局所のオーバーユースによるバランスの崩れが腰痛につながりやすい。本症例はその好例であり、運動習慣のある方の腰痛にも整骨院での専門的な評価と施術が有効であることを示している。

施術内容および費用

施術内容
徒手療法(筋膜リリース、関節モビライゼーション)
鍼療法(腰臀部への散鍼)

費用
当院の【料金表】をご参照ください。

リスク

一時的な筋肉痛のような症状・倦怠感や眠気などの好転反応
※いずれも血流や自律神経の調整による一時的な反応であり、数時間〜1日以内に消失することが多い。

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