今まで数多くアキレス腱が痛むという患者様を診てきました。

しかし、実際にはアキレス腱の痛みのように見えて詳しく調べていくと、その領域はアキレス腱のすぐ外側や内側に限局している場合や親指を背屈位(親指を上に反った状態)に保持している症例も見受けられます。

これは、痛みを出している組織がアキレス腱だけではなく長母趾屈筋という深層筋が原因であることからこのような状態になります。

どこが悪いのかを的確に見極め、個々の筋肉を治療する技術があれば治癒速度が変わってきます。ただやみくもに揉んでもよくなりません。筋肉をしっかりと診ることができる所で治療を受けることをオススメ致します。