お悩み改善例
肩こり・腰痛に対するMT-MPS(徒手療法)施術の症例 年齢:35歳 性別:男性 仕事内容(趣味):看護師(立位・中腰姿勢が多い) 部位:頸肩部・腰部 疾患名:肩こり・腰痛
主症状
肩こり
随伴症状
慢性的な腰痛
検査
頚部回旋・側屈で僧帽筋上部線維、肩甲挙筋に運動痛
胸椎伸展制限
肩甲骨外転位・上方回旋不全
腰部では前屈時に脊柱起立筋の緊張増大を確認
治療
脊柱、肩甲帯、頚部への筋緊張緩和と疼痛緩和、血流改善を目的とした徒手療法(MT-MPS施術)
治療頻度および治療期間
2週間に1回(現在はメンテナンス)
経過および考察
本症例は、長時間の立位・中腰姿勢により脊柱起立筋群、僧帽筋、肩甲挙筋に持続的な負荷がかかり、筋の異常収縮が形成された状態である。
特に肩甲骨外転位の固定により、僧帽筋中下部線維や菱形筋の機能低下が生じ、肩甲上腕リズムの破綻が認められた。
筋は過剰に収縮すると局所の血流が低下し、虚血状態となる。この状態では発痛物質(ブラジキニン、プロスタグランジンなど)が蓄積し、疼痛が持続する。
また、筋紡錘の興奮性が亢進し、伸張反射が過剰となることで筋緊張がさらに強まる悪循環が形成される。
MT-MPSでは、疼痛部位そのものではなく「異常収縮している筋」を触診により同定し、伸長方向への刺激を加えることで筋紡錘の活動を抑制し、γ運動ニューロンの興奮を低下させる。
これにより筋緊張の正常化と血流改善が起こり、疼痛の軽減につながったと考えられる。
また、脊柱全体の連動性を改善することで、局所への負担が分散され、再発予防にも寄与している。
【症状・部位の問診】
まとめ
肩こりは局所の問題ではなく、脊柱・肩甲帯の連動性の破綻により生じる。
異常収縮筋を正確に捉え、機能回復させることで症状の改善と再発予防が可能となる。
施術内容および費用
徒手療法、鍼治療
費用:当ホームページ料金表参照
リスク
施術後の一時的な筋肉痛様症状、だるさ、内出血(鍼施術時)などが生じる可能性がある。効果には個人差がある。
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