スタッフブログ
【東京でファンクショナル・トレーニング実技研修に参加|身体機能評価と運動療法への取り組み】
【東京でファンクショナル・トレーニング実技研修に参加|身体機能評価と運動療法への取り組み】
院長の貞松です。
2026年9月27日(日)、東京で開催されたファンクショナル・トレーニングの実技研修に参加してきました。
8月30日に続き、今回が2回目の東京での実技研修となります。
くらまえ鍼灸整骨院では、これまで徒手療法や鍼施術を中心に、筋肉や関節の状態を評価しながら施術を行ってきました。
一方で、肩こりや腰痛、膝痛、スポーツ障害などの症状には、関節可動域や筋力だけでなく、身体の使い方や動作の特徴が関係している場合もあります。
そのため、従来の施術に加えて、身体機能評価や運動療法についても理解を深めるため、継続して研修に参加しています。
今回の研修で学んだこと
今回の実技研修では、スクワット、ランジ、プッシュ、プル、ローテーションなどの基本動作について、理論と実技の両面から学びました。
具体的には、
・体幹の安定性と腹圧のコントロール
・股関節を中心としたヒンジ動作
・スクワットや立ち上がり動作
・ランジによる片脚支持や荷重移動
・肩甲帯と体幹を連動させた押す・引く動作
・体幹や股関節の回旋動作
・運動強度の調整方法
などです。
単にトレーニング種目を覚えるのではなく、「なぜこの運動を行うのか」「どの身体機能を評価しているのか」「どのような動作が適切なのか」を考えながら実技を行いました。
日常生活の動作にもつながる運動療法
今回、特に印象に残った内容の一つが、スクワットやヒンジ動作と日常生活との関係です。
例えば、椅子から立ち上がる動作では、膝を伸ばす力だけでなく、股関節を適切に使い、身体の重心を移動させることも重要になります。
膝に痛みがある方では、立ち上がる際の足の位置や体幹の傾け方を工夫することで、動作が行いやすくなる場合があります。
また、ランジや片脚支持の練習は、歩行や階段昇降、方向転換などの動作にも関係します。
このように、運動療法は単に筋力を増強することだけが目的ではありません。
日常生活で必要な動作を、より安全かつ効率よく行えるようにすることも大切な目的の一つです。
スポーツ障害や競技復帰にも必要な身体機能
スポーツでは、走る、投げる、蹴る、ジャンプする、急停止するなど、さまざまな動作が求められます。
今回の研修では、股関節や体幹の安定性、片脚支持、身体の回旋や減速動作についても学びました。
例えば、サッカーや野球などでは、股関節や体幹の機能が十分に発揮されないことで、膝や腰など別の部位に負担がかかる場合があります。
ただし、痛みの原因は一つとは限らず、筋肉や関節の状態、練習量、競技動作なども含めて評価する必要があります。
スポーツ障害からの競技復帰や再発予防、コンディショニングを考えるうえでも、こうした身体機能の評価は重要だと感じました。
研修後も院内で学習と実技練習を続けています
今回の研修は、東京で受講して終わりではありません。
くらまえ鍼灸整骨院では、研修で学んだ内容をスタッフ間で共有し、実際に身体を動かしながら練習を重ねています。
また、研修内容を整理した院内マニュアルも作成しています。
ファンクショナル・トレーニングの基本となる7大動作、
・プランク
・ヒンジ
・スクワット
・プル
・ランジ
・プッシュ
・ローテーション
を中心に、それぞれの運動の目的や難易度、正しい動作、注意すべき代償動作などを整理しています。
さらに、オンラインミーティングにも参加し、疑問点については講師の鮫島先生にも直接確認しながら理解を深めています。
研修で学んだ知識を実際の臨床に活かすためには、単に種目を覚えるだけでは不十分です。
「どのような患者さまに、なぜその運動が必要なのか」
「どの程度の強度から始めるべきなのか」
「施術と運動療法をどのように組み合わせるのか」
こうしたことをスタッフ全員が理解し、適切に判断できるようになることが大切だと考えています。
徒手療法・鍼施術と運動療法を組み合わせるために
当院が大切にしているのは、これまで行ってきた徒手療法や鍼施術を中心に、必要に応じて身体機能評価や運動療法を組み合わせていくことです。
筋肉や関節の状態を評価して施術を行うことと、実際の動作の中で身体がどのように機能しているかを確認することは、互いに補い合う関係にあると考えています。
慢性的な肩こりや腰痛、膝痛などでお悩みの方、スポーツ障害からの復帰を目指す方、身体機能の維持・向上を希望される方など、それぞれの目的に応じたサポートにつなげていきたいと思います。
また、高齢の方の日常生活動作の維持や、生活の質(QOL)の向上、健康寿命の延伸という観点からも、運動療法について学ぶ意義は大きいと感じています。
現在は、研修で学んだ内容を院内で共有し、スタッフ同士で実技練習を重ねながら、今後の施術や運動療法に活かせるよう取り組んでいます。
今後も研修や実技練習を継続し、患者さま一人ひとりの身体の状態や目標に合わせた施術・運動指導ができるよう、知識と技術の向上に努めてまいります。


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